個人的な意見

もし、あなたが今悩んでいたり、苦しんでいたら・・・・・

もし、あなたが何らかの症状で今苦しんでいる場合、たとえば、鬱、強迫観念症、パニック障害などなど。非二元(悟り)の理解で解決しようとするよりも、ぜひセラピーをお勧めいたします。

また、人間関係や恋愛、仕事や自分自身のことなど、人生の悩みで頭も心もいっぱいになっている場合も、やはりカウンセリングやセラピーをお勧めいたします。

今まで、数多くの苦しんでいる人を非二元(悟り)のセミナーでみかけてきました。真実が自分の苦しみを和らげてくれるかもしれない、真実によって癒されるかもしれない、真実は私の苦しみを取り去ってくれるだろう・・・・。

これらは、間違いではありませんが、ちょっとイメージしてみてください。

目の前に喉がものすごく渇いて苦しんでいる人がいるとします。その人に対して、“渇きと同化するから苦しいのです”とか、“苦しんでいる人はいないんです”とか、あなたは言うでしょうか?それとも、黙って水を持ってきてあげるでしょうか?

苦しみが大きいとき、私たちは何でも、たとえ非二元の真実でも、自分を癒すツールにしてしまいがちです。また、自分の感情や思いを地道に見つめていくより、悟りに至って一発逆転しようと無意識に願っている人もいます。

しかし、真実は自我の望むのようなツールになることはなく、そして苦しみも思うように解消されず、前よりももっと苦しんでいる人をそれなりに見てきました。または、深い瞑想に入ると、長い間抑圧してきた感情が浮上し、落ち込んでしまう人たちもいます。(ある意味、瞑想が成功している証拠ではありますが)

ですので、セラピストとしての個人的な意見は、“今、苦しいならセラピーを受けようよ!”です。

☆個人的には、EFT、マトリックス・リインプリンティング、トラウマ・リリース・エクササイズなどお薦めです。最終的に自分に合ったものを探してみましょう。